食洗機はとても気になってるんだけど、置くスペースが取れるかしら?
ファミリー用のタイプはずいぶん大きいみたいだけど大丈夫かな?
せっかく買った食洗機が設置できなかったら大変だね。いくつか事前に注意したいポイントがあるから、購入前の参考にしてね!
食洗機はキッチンに置く家電としては大きめの部類に入ります。
今回は卓上型食洗機でも最も販売数が多い分岐水栓取り付け式のものを設置する場合に注意すべきポイントをご紹介します。
この記事を読んで「あ!ウチのキッチンは狭いからダメかも・・・」と思ったお母さん、対策ページもご用意していますのでそちらも忘れずにチェックしてみてくださいね!
<この記事でわかること>
・食洗機を設置するときに注意するポイント(スペースの広さや耐荷重など)
食洗機の置き場所で注意すべきこと4選
十分なスペースが確保できるか
1.本体サイズとドア開閉のためのスペースが必要
代表的な卓上型食洗機のPanasonic NP-TA4の外寸は、縦(天地)59.8センチ × 横幅 55.0センチ × 奥行き34.4センチと、大きめのダンボールを縦に2つ重ねたぐらいの大きさがあります。
まず本体の左右と後方に0.5センチほどの隙間を開けておくことが必要になります。
それに加えて、奥行きのスペース以外にフロントドアを開くために22.1センチのスペースと、作業のための余裕を考えると更に最低でも50センチ、だいたい1メートルちょっとのスペースを確保しておいたほうが良いでしょう。
このように、購入予定の食洗機のサイズをあらかじめWebサイトなどで確認をしておき、十分なスペースを確保しておいてくださいね!
ご参考までに、卓上型食洗機の代表的なメーカーであるPanasonicの各モデルの食洗機のサイズの一覧を掲載します。
2.コンセントからの距離
Panasonicの食洗機は延長コードの使用は漏電などの危険があるため禁止となっています。
そのため、コンセントと本体の距離が近いことも考えなければいけません。
なお、Panasonicの電源コードとアースの長さは約1.9メートルです。
3.ガスコンロからの距離
火災などの原因になるため、ガスコンロなどの熱源から15センチ以上離して設置することが必要です。
家事動線を考えた配置ができるか
1-1でご紹介した最低限のスペースに加えて、食器洗いの家事動線を考えた配置にできるかどうかも重要です。
「これから洗う食器をためておくシンク」と「食洗機」と「洗い終わった食器をしまう食器棚」がスムーズに繋がるかどうか、置き場所の候補を考えると良いでしょう。
調味料の容器や食器洗い洗剤などが動線にあると倒したりこぼしたりが気になってかえって時短にならないことも・・・
置き場所の耐荷重は大丈夫か
例えば1-1でご紹介したスペース確保のところで例に上げたファミリータイプの「Panasonic NP-TA4」の重量は19kg。
パーソナルタイプのNP-TML1なら7.5kgです。
食洗機を置いても凹んだり傾いたりしない場所に置くことが必要です。
水平で安定した場所が確保できるか
食洗機が動いているときには水流などの影響でわずかな振動が発生します。
また、形状が縦長の機種も多いため、傾きがあったり不安定な場所に置かれていると地震などの際に倒れてしまうかもしれません。
本体が傾いたりしないよう、水平で安定した場所を確保する必要があります。
スペースの広さや位置取りに注意して、安全で便利に使えるようにしたいね!
食洗機の置き場所で注意するべきことまとめ
食洗機の性能を落とさず、安全に利用するためには十分なスペースと、重いものを置いておける安定した水平な場所が必要です。
快適に使うために、家事ママたちが、汚れ物を食洗機に入れて、洗い上がった食器をしまうまでの動線も考えておいたほうがいいでしょう。
ここまで読んで、「ええ~~?ウチでは置き場所が確保できないよ!食洗機使えないの?」と思った家事ママさん、ちょっとした工夫で食洗機を導入できるかも知れません。
「食洗機の置き場所が狭くても大丈夫!専用置き台やラックをご紹介!」にいろいろな裏技をご紹介しています。
購入前に十分に調べて、快適な家事時短生活を手に入れましょう!
付録:国内販売されている主要な食洗機のサイズ一覧表
国内で購入できる食器洗い乾燥機のサイズや重量を一覧にまとめました。
購入検討時の参考になれば嬉しいです。
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