キッチンにはオーブンレンジや炊飯器もあるから狭いんだけど、食洗機を使いたいわ
賃貸だから工事をするのはちょっとめんどくさいので買ってすぐに使える食洗機が良いな
タンク式なら分岐水栓の工事がいらないよ!ファミリー向けだけどコンパクトな食洗機を探してみたよ。
「狭いキッチンだからなるべくコンパクトな食洗機を使いたい」
「工事不要の手軽なタイプの食洗機を使いたい。」
分岐水栓型の本格的な食洗機を設置できないご家庭でも、食洗機を使って家事をちょっとでも楽にやりたい。
そんなご家庭へのおすすめ機種をご紹介します。
<この記事でわかること>
・工事不要のタンク式コンパクトタイプの食洗機が向いているご家庭の特徴
・ファミリー向け(3人ぐらいまで)で工事不要のタンク式のコンパクトな食洗機のオススメ機種
・ファミリー向けタンク式コンパクトタイプの食洗機を購入するとき注意しておくポイント
工事不要のタンク式食洗機のコンパクトタイプはこんなご家族にピッタリ!
当グログでは、ファミリー向けの食洗機としては分岐水栓型で4人家族用のNP-TA4を推奨していますが、ご家族の人数やおすまいの物件などによってはそこまで高機能・大容量の食洗機が必要でない場合や、設置したくても出来ない場合があります。
今回ご紹介するタンク式(分岐水栓を使わず、本体に付属しているタンクに洗浄のたびに給水をするタイプ)コンパクトタイプの食洗機がピッタリなご家庭は・・・
洗う食器の量が少なめ(外食比率が多め、こどもがまだ小さい等)
タンク式の食洗機は分岐水栓型に比べやや小ぶりなモデルが多く、庫内容積が小さめなタイプが多いです。
例えば分岐水栓型NP-TA4の収納食器点数は40点なのに比べてタンク式コンパクトタイプシロカ SS-MU251は16点です。コンパクトタイプ+タンク式は、来ない容積が小さめで、洗浄のたびに給水をしなければならないため、ご両親が忙しくて外食が多いご家庭など洗う食器の数が少なめで、洗う回数が少なめのご家庭に適しているといえます。
転勤などで引っ越しが多め
タンク式は電源を入れて給水すればすぐに使えるので、置く場所を決めたらすぐに使い出せるのが最大のメリットです。
転勤などで引っ越しの回数が多いご家庭にはこのメリットは嬉しいポイントですね。
分岐水栓の設置は工事費用と分岐水栓の購入費用がかかるので、初期費用がタンク式よりも高くなります。 引っ越しのたびにこの費用がかかることはデメリットですね。
スペースに制約がある(分岐水栓工事ができない、キッチンが狭い など)
キッチンが狭くて大きな食洗機を置けない場合や、大家さんがどうしても分岐水栓工事の許可をくれない場合もあります。(ほとんどの大家さんはきちんと交渉すれば許可をしてくれるはずですが・・・)
まれに、水栓のタイプによって、適合する分岐水栓がないケースもあります。
その場合はシンクの下に穴を開けて分岐水栓を設置することも出来なくはないですが、賃貸物件では断られてしまうでしょう。
コンパクトサイズで工事不要のファミリー向け食洗機おすすめ4選!
UV除菌ができる シロカ 「SS-MU251」・・・(販売価格:税込5万9千円前後)
75℃の高温・高圧洗浄と、あらゆる角度から水流を当てる「360°キレイウォッシュ」で洗い上げ、99.9%の除菌ができる食洗機です。
タイマーの設定時間が1~6時間と他のメーカーに比べて長めで、電気料金がオトクな夜間などに運転して節約することも出来ます。
給水は本体上部から行いますが、水をこぼさないように給水トレイが付属しているのもおすすめポイント。
☑一度に洗える食器の数・・・16点(3人分目安)
☑本体サイズ・重さ・・・幅42×奥行44×高さ47cm、13.5Kg
☑おすすめポイント・・・
(1)UV除菌、360°キレイウォッシュの高い除菌・洗浄性能(マスクなども除菌できる)
(2)タイマーの設定時間が1~6時間(1時間短期)と長め
(3)給水時にこぼれにくい給水トレイが付属
(4)分岐水栓にも対応できる2WAY給水方式
(5)フロントドアから中が見えるので、食器の置き方が悪くて水流があたっていないかどうかなどのチェックができる
コンパクトな2人用 サンコー「ラクアmini Plus」TK-MDW22B・・・(販売価格:税込2万9千円前後)
横幅30.8cm、高さ41.5cmと非常にコンパクトな食洗機です。
シンク横などの小さなスペースに置くことができるのが最大の魅力です。
小さいサイズながら上下Wノズルの上下囲み洗いと最大温度75°の高温洗浄で高レベルの洗浄を提供してくれます。
ボタンは電源ボタン・スタート/停止ボタン、洗浄モード切り替えボタンしかなく、物理ボタンなので、タッチパネルに比べてしっかり押すことができ、操作を間違いにくいのも嬉しいポイント。
☑一度に洗える食器の数・・・12点(2人分目安)
☑本体サイズ・重さ・・・幅30.8×奥行31.5×高さ41.5m、約8Kg
☑おすすめポイント・・・
(1)シンク横に置ける超コンパクトサイズ
(2)上下囲み洗い✕高温洗浄でしっかり汚れ落としができる
(3)操作系がシンプルで使いやすい
(4)本体色はシックなマットブラック
(5)フロントドアから中が見えるので、食器の置き方が悪くて水流があたっていないかどうかなどのチェックができる
高機能スリムタイプ Panasonic「NP-TSP1」・・・(販売価格:税込8万8千円前後)
こちらは正確にはコンパクトタイプとはいえませんが、奥行き26.5センチあれば設置できるスリムタイプの食洗機です。
フロントドアは「リフトアップオープンドア」でドアを開く時に前側のスペースを占領しないので、置き場所の自由度が高いモデルです。
パナソニックが初めて出したタンク式で、高圧水流でしっかり除菌できる「ストリーム洗浄」機能を持った本格派。
収容食器点数も24点と十分で、給水口は上部ではなく前部の下側に有り、身長の小さい方でも楽に給水ができるのも良いですね。
☑一度に洗える食器の数・・・24点(2人分目安)
☑本体サイズ・重さ・・・幅約55×奥行34.1×高さ60cm、19Kg
☑おすすめポイント・・・
(1)奥行き34センチのスリムタイプでも24点収納の大容量。フライパンも入る。
(2)高圧水流と50°以上の高温でしっかり除菌する「ストリーム洗浄」
(3)「リフトアップオープンドア」でドア開閉時のスペースがほとんど無いので置き場所が自由
(4)本体下側に給水口があるので、ラクラク給水
(5)AIが自動でかしこく節電「AIエコナビ」
スマホで操作できる コンフィー「WQP4-W2601」・・・(販売価格:税込3万3千円前後)
イタリアの家電メーカーCOMFEE’の食洗機です。
一番の特徴は、スマートフォンにアプリをインストールして食洗機の遠隔操作ができるということ。
洗浄の進捗や、水と電気の消費量の詳細の情報も表示してくれるため、家計の管理にも役立ちます。
75℃の高温除菌洗浄や360°回転式強力スプレーアームで洗浄能力も国内メーカーのものと遜色ありません。
日本の安全基準である電気用品安全法(PSE)の検査に合格しており安全性の面も問題なし。
☑一度に洗える食器の数・・・15点(2人分目安)
☑本体サイズ・重さ・・・幅約42×奥行43.5×高さ43.5cm、13Kg
☑おすすめポイント・・・
(1)スマホアプリ連動で遠隔操作やステータス通知、水と電気の消費量チェック
(2)75℃の温水で360°回転して汚れを洗い落とす高温洗浄
(3)残菜フィルターの周りが銀イオン加工され、雑菌の繁殖が抑えられている
(4)「お手入れコース」で庫内を清潔に保つことができる
(5)チャイルドロック機能で子育て中のご家庭も安心
(6)分岐水栓にも対応できる2WAY給水方式
コンパクトタイプやスリムタイプ、色々あるんだね。僕はUV除菌ができるシロカのSS-MU251が気になるな。
ファミリー向けタンク式の食洗機を購入するとき注意しておくポイント
ファミリー向けタンク式コンパクトタイプの食洗機は手軽で便利ですが、以下の点をあらかじめ踏まえて導入しておく必要があります。
- フルサイズの食洗機に比べるとやはり収容食器点数は少ない
- タンク式なので、毎回の給水作業が必要
- 分岐水栓式に比べ、タンクがある分、本体のサイズが大きくなりがち
「設置の手軽さのタンク式コンパクトタイプ」「給水手間いらず、食器をたくさん洗える分岐水栓式フルサイズタイプ」といったところでしょうか。
それぞれのご家庭の家事事情やおすまいの状況によってベストの食洗機を選んでくださいね!
時短ママ、時短パパたちのお役に立てば幸いです。
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